膝関節

脛骨大腿関節

こんばんわ!
今回は脛骨大腿関節について書いていきたいと思います。
言わずと知れた膝関節です。
膝って狭い空間に、ギュギュっとつまってないですか?
ほかの関節もそうかもしれませんけど(笑)
前回はスクリューホームムーブメントの再考をしました。
今回は十字靭帯とかそこらへんを少し。
まず、十字靭帯ですが、
・膝関節の多方向の安定性を供給する。
・自然な関節包内運動を誘導し、とくに脛骨と大腿骨との間の滑り運動の制動に関連している。
・膝関節の固有感覚にも貢献している
が、主な働きです。
特徴としては、
・関節包内で、広く滑膜に覆われる。
・滑膜や近くの軟部組織にある小血管から血液供給を受ける。
以上です。
十字靭帯が存在してくれているおかげて、大腿骨-脛骨での関節運動がスムースに行えるわけです。
ACLがなくなってしまえば、外側顆をコントロールできなくなります。
外側顆がACLにより制御されているために、滑り転がり運動がスムースに行えているわけです。
後十字靭帯はACLとは反対に、内側顆のコントロールを行っています。
MCLも一緒です。
LCLは外側顆のコントロールを行っています。
ACL,PCL,MCL,LCLどれも、大腿骨-脛骨の適切な関節運動に不可欠な存在ということになります。
それ以外にも、剪断ストレスに抗する機能もありますよね。
抗することが出来なかった時が、断裂につながるわけですから。
MCLはLCLに比べると、広範囲で厚く、強力で、屈曲位でも弛緩しません。
これはFTA,生理的外反が存在するためだと思います。
生理的外反では、内側を離開する力が強く働きますので、これに抗するためだと思います。
十字靭帯のことはこのくらいかと思います。
もっと深く調べればもっとあると思いますけど。
臨床的にはなかなか靭帯の問題ってあがってこない印象なんですけど、
いかがでしょうか?
なにかご意見等ありましたら、問い合わせフォームからお願い致します。
今日はこの辺で失礼します。

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