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【書籍紹介】全産業「デジタル化」時代の日本創生戦略-5Gにむけてできることは?

書籍紹介第三弾は『全産業「デジタル化」時代の日本創生戦略』です

「AI(人工知能)やITが日本企業の職やサービスを“破壊”するのではないか」。近年、こうした危機感を煽る言説が喧しい。しかし、見方を変えれば、AIや5G、IoT(モノのインターネット)は、近い将来、日本経済に多大な恩恵をもたらしうる。実際、AIやIoTを「武器」に、成長し続ける日本企業は少なくない…

Google Booksより

AIや5G、IoTなどテクノロジーが進歩している中、我々にできることはなんなのか、

減少していく職業は?

需要のある職業はどういったものなのか?

そういったことを伝えてくれる書籍です

この『全産業「デジタル化」時代の日本創生戦略』は日本で働いている人であれば、

すべての人に一度は目を通してもらいたい書籍でした

 

全産業「デジタル化」時代の日本創生戦略の著者は、

ブロードバンドタワー会長の藤原洋氏が書かれています

著者が関係してきた世界各地の「産」「学」「官」の方々との交流をきっかけに、

この書籍は執筆されています

この書籍が訴えることは、

これからの日本がどのようにテクノロジーと付き合っていくか、

ということです

過去から現在までの産業革命、

IT分野の歴史をさかのぼり、

これから生じる未来について明瞭に書かれています

デジタルトランスフォーメーション革命

書籍の中で、これから日本や世界で生じうる第4次産業革命を

「デジタルトランスフォーメーション革命」という言葉で表現しています

ありとあらゆる産業がデジタル化し、産業構造が大きく変化する、

と訴えています

そのときに我々にできることはなんなのか、

そんなことを考えるきっかけとなる書籍です

AIによって職業が減少する

AIの普及により、減少する職業や、

需要が増加する職業などの考察もありました

我々、理学療法士がどのくらいの確率でAIに取って代わられるのか、

そんなことも書かれています

僕はこの確率に驚きました

さまざまな職業がAIに取って代わられることは明白ですが、

その考察も納得するものでした

理学療法士の方は一度目を通せば、

今後のキャリアデザインの一助になるのではないでしょうか?

実はAIは数十年前からあった

『全産業「デジタル化」時代の日本創生戦略』を読んでいて一番驚いたのは、

AIが数十年前から存在していたことです

10数年前に情報工学を学んでいた時には”AI”なんて言葉は、

一度も出てきませんでしたw

その昔、日本も巨額な資金を投資して、AI事業を行っていた、

そんな歴史的背景もこの書籍を通じて学ぶことができます

第一章では第4次産業革命を説明し、この20年負けてきた日本にもチャンスがあることを説明。第2章では、IoTの出番を実例を列挙し、実例から、IoTとはを紐解いています。

第3章は、AIの動きを概説し、企業とAIのあるべき関係を述べています。

第4章では、金融業界の潮流としてのフィンテックが何であり、既存金融事業とフィンテックが将来どのように融合してゆくか予測しています。また日本的融合についても語っています。

第5章は、著者が発展形態に注目しているイスラエルと日本の類似性に着目し、資金と市場を持たない国の4次産業革命への対応パターンを評価しています。

来るべき産業革命に向けて、広範な事業環境に触れており、国内のあらゆる事業経営者が学ぶべき事項を解りやすく解説した、課題概説書として最高です。

特に、金融系の方のフィンテックに関しては、他章との関係で、何故フィンテックかを理解でき第4章は解りやすいと思います。

 

筆者は第4次産業革命をデジタルトランスフォーメーション革命と看破し、全産業の「デジタル化」により、日本で、2030年にGDP1000兆円を実現したいとする。そして本書には、その実現のための説得力のある戦略が随所で提言されている。本書は、インターネットの革新的テクノロジーである「5G & IoT、AI、フィンテック」の入門書としても優れている。特に「IoT」の活用事例や戦略が20項目以上と多数、具体的に解説されており、大変勉強になった。また「フィンテック」の本質や関連の多様な企業の解説もすばらしい。最終章で示されているイスラエルの「グローバル・エコシステム」、発明力、教育の素晴らしさや日本との共創の意義もわかりやすく解説されている。関連して、あとがきで筆者が重要視する、教育のゴールとしての3種の精神性(リーダーシップ、起業家精神、創造性)も共感を持った。各章末の注釈もわかりやすい。本書が多くの日本人に読まれ、日本創生が実現することを切に願う。

と、まぁ、Amazonではなかなかの高評価でした

私自身も読んでみて高評価でした

なので書籍紹介してますけどw

皆さんも一度手に取ってみて、

これから日本のテクノロジーがどう進んでいくか、

少し考えてみませんか?

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