理学療法

シナプスとは?シナプスをわかりやすく解説【基本的な神経生理学】

今回はシナプスについて、なるべくわかりやすく解説をしていきたいと思います

シナプスなんて養成校時代以降に勉強すると思っていませんでしたw

しかし運動学習を学ぶ上でシナプス、

特にシナプス可塑性などは大切になってきます

こんなあなたにオススメ

神経生理学を復習したい

神経生理学は嫌い

シナプスってなんだっけ

シナプスとは

シナプスとはなんだったのでしょうか?

シナプス(synapse)は、神経細胞間あるいは筋繊維(筋線維)、神経細胞と他種細胞間に形成される、シグナル伝達などの神経活動に関わる接合部位とその構造である。化学シナプス(小胞シナプス)と電気シナプス(無小胞シナプス)、および両者が混在する混合シナプスに分類される。シグナルを伝える方の細胞をシナプス前細胞、伝えられる方の細胞をシナプス後細胞という。

wikipediaより

神経細胞を構成しているのは、

細胞体

軸索

樹状突起

などがありました

Aという細胞の軸索が、

Bという細胞の樹状突起に情報を伝達する部分を

シナプスと言います

シナプス

ただし、シナプスには、

軸索-細胞体や

軸索-樹状突起、

軸索-軸索など種類があります

それぞれ上から、

軸索細胞体間シナプス

軸索樹状突起間シナプス

軸索軸索間シナプス

と言います

シナプスについてもう少しわかりやすく

分かる方は上記の説明でも分かると思いますし、

わからない場合はわかりません

僕は全然わからなかったので、もっともっとわかりやすい説明を

考えていますw

シナプスの例

コンセントと電源があった場合を考えましょう

コンセントが細胞体、

電源が軸索です

運ぶのは“電気”という情報です

コンセントと電源が繋がれば、

つながった先の機械は動くようになります

この繋がる空間がシナプス間隙です

コンセントと電源の関係がシナプスになります

シナプスは部位によって名称が異なる

上述したのは、神経細胞と他の神経細胞をつなぐ働きをする

シナプスについて説明をしました

軸索が骨格筋線維に終わる場合は、

神経筋接合部(or神経筋終板)と呼びます

このようにシナプスは終わる部位によって名称が

異なりますが、

基本的には神経筋接合部のみ覚えてさえおけばOKです

つまりシナプスは、

情報を伝える-受け取る一連の物体

ということになります

シナプス伝達?シナプス伝導?どっち?

さて、情報を伝える場合、

伝達と伝導がありました

伝導で有名なのは、跳躍伝導ですね

では、シナプスの場合はどうでしょう?

シナプス伝達?

シナプス伝導?

正しいのはシナプス伝達になります

伝達と伝導の違い

伝達と伝導の違いですが、

一個体で情報のやりとりが終了するのを伝導、

個体間でのやりとりがあるのを伝達、

といいます

神経細胞に活動電位が生じたとき、その細胞内で活動電位が移動したときを伝導、

活動電位が神経細胞の末端に伝わり、別の神経細胞に活動電位を発生させた場合を伝達、

と言います

意外とこの違いは間違えやすいので、気を付けておきましょう

シナプスの役割

シナプスの基本的なことは理解いただけたかと思います

説明不足!!

という場合は、問い合わせから連絡いただければ、できる限り、

さらに詳細にわかりやすく説明します(笑)

まとめですが、

シナプスは神経細胞と神経細胞の接合部分

シナプスは伝導ではなく、シナプス伝達

シナプスは接合部位で名称が異なる

シナプスとは?シナプスをわかりやすく解説【基本的な神経生理学】について、おしまい

シナプスとは?シナプスをわかりやすく解説【基本的な神経生理学】について解説しました

シナプスをはじめとした、神経生理学は学校では重要な科目になっていますが、

実際に臨床に出ると抜けてしまうことが多いです

しかし、神経生理学はヒトが生きていくうえで絶対に必要なものです

少しずつおさらいをしていきましょう

こんなあなたにオススメ

神経生理学を復習したい

神経生理学は嫌い

シナプスってなんだっけ

こんな方への知識還元になればと思います

もし何かあれば、問い合わせやTwitter DMからお気軽にご質問をどうぞ

今回使用した参考文献

人気ブログランキング

読みおわったら、クリックお願いします^^


理学療法ランキング

健康と医療ランキング

このエントリーをはてなブックマークに追加