多くの方は、α運動ニューロンについては記憶にあるかと思います
しかし、運動神経生理学で必要になってくるのは、
α運動ニューロンだけではなく、γ運動ニューロンも知っておく必要があります
今回は、忘れがちなγ運動ニューロンについて解説をしていきたいと思います
現役理学療法士
理学療法学科の学生
運動神経生理学に不安がある人
目次
γ運動ニューロンとは?
γ運動ニューロンはα運動ニューロンと同じ、運動神経でした
α運動ニューロンは、直径12~20μm程度で髄鞘を有しており、1a群求心性線維が脊髄前角でシナプス結合をして筋線維(錘外筋)へ接続しています
γ運動ニューロンは、直径2~7μm程度で髄鞘を有しており、Ⅱ群求心性線維から脊髄前角でシナプス結合をして錘内筋へ接続をしています
ここで大切なのは、α運動ニューロンは錘外筋・γ運動ニューロンは錘内筋を支配している、ということです
γ運動ニューロンの役割
γ運動ニューロンの役割ですが、γ運動ニューロンは筋紡錘の感度を遠心性に調節している、といわれています
つまり、γ運動ニューロンの活動により、錘内筋が収縮することで筋紡錘の両側のみが収縮をし、感覚神経終末が存在する錘内筋線維中央部が伸張されます
その結果、感覚神経終末が興奮し1a群線維の発火頻度が増加することになります
錘内筋とか覚えてない方は、以下の図を見て覚えておきましょう

α-γ連関
α運動ニューロンとγ運動ニューロンの関係で重要なのに、
α-γ連関があります
α-γ連関とは、γ運動ニューロンによって筋紡錘が収縮することで、
錘内筋線維が収縮し、1a群求心性線維からα運動ニューロンへの入力が増加。
α運動ニューロンも興奮して筋収縮が生じることで、筋紡錘が弛緩し、1a群求心性線維からの入力が減少した結果、筋長が短縮した位置でとどまる
といった機序がα-γ連関になります
これについては以前の記事を参考にしてもらえると理解を深めることができます
最低限覚えておきたい運動神経生理学
相反抑制やγ運動ニューロンなどもそうですが、
臨床で介入を行う場合、最低限覚えておきたい運動神経生理学がいくつかあります
- α運動ニューロン
- γ運動ニューロン
- 1a群求心性線維
- 1b群求心性線維
- 2群求心性線維
- 3群求心性線維
- (4群求心性線維)
ここらへんに関してはしっかりと復習しておく必要があると思います
γ運動ニューロンの役割ってなに?【大切な運動神経生理学について】おしまい
今回はγ運動ニューロンの役割ってなに?【大切な運動神経生理学について】を解説をしました
基本的な部分かつ、養成校時代に学ぶ部分なので、
臨床に出てしばらく経つと忘れてしまうことが多いと思います
しかし、やはり生理学・運動学・解剖学を知っていてこそ、
介入ができると思います
今回の知識を臨床に活かす方法はこちらからどうぞ!
現役理学療法士
理学療法学科の学生
運動神経生理学に不安がある人
こんな方への知識還元になればと思います
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