これまで足関節の評価方法や足関節捻挫について解説をしてきました
今回は足関節インピンジメント症候群について解説をしていきます
足関節インピンジメント症候群では手術に至るケースもあります
その後の理学療法も大切ですので、少しずつ理解を深めていきましょう
足関節インピンジメントと脂肪体の関係については、
以下の記事で解説しています
参考にしてください
足関節について詳しくなりたい
足関節インピンジメント症候群なんて聞いたことないよ
足関節の復習をしたい
目次
足関節インピンジメント症候群とは?
足関節インピンジメント症候群には、
- 足関節前方インピンジメント症候群
- 足関節後方インピンジメント症候群
の2種類あります
さらに足関節前方インピンジメント症候群にはさらに2種類にわけられます
- 骨性の足関節前方インピンジメント症候群
- 軟部組織の足関節前方インピンジメント症候群
です
まずは足関節前方インピンジメント症候群について解説をしていきます
骨性の足関節前方インピンジメント症候群
基本的に骨性のインピンジメント症候群を”衝突性外骨腫”と呼びます
衝突性外骨腫は別名“Footballer’s ankle”(フットボーラーズアンクル)とも呼ばれています
足関節前方インピンジメント症候群は底背屈が繰り返されている中で、脛骨下端前・後面に距骨が衝突して充血・微小骨折を繰り返し、骨棘が形成されることで生じます
これは私見になりますが、足関節前方インピンジメント症候群が生じる場合、足関節の底背屈の可動域制限が生じた結果、インピンジメントを起こしていると考えています
これまで足関節の評価方法でも解説してきていますが、
足関節が背屈する場合には、距骨は後方に
底屈する場合には、距骨は前方に滑っていきます
この可動域が制限されていることで、脛骨下端に距骨が衝突してしまい、骨棘が形成されてしまうと考えています
可動域がすべてだとは言いませんし、思ってもいませんが、
可動域なくして動ける??
って思ってます
底屈:底屈30°より距骨体が前方に突出してくる
背屈:底屈30°より距骨体が脛腓天蓋に入り込むこと
軟部組織性の足関節前方インピンジメント症候群
次は軟部組織性の足関節前方インピンジメント症候群についてです
これはsofut tissue impingemet って調べれば出てきます
整形外科の教科書で見つけられなくて…(笑)
参考にしている整形外科の教科書はこちらです
軟部組織性の足関節前方インピンジメント症候群は足関節内反捻挫や外反背屈強制で損傷することが多いです
内反捻挫や外反背屈強制によって、内・外側の靭帯が損傷・断裂を生じ、足関節の不安定性を呈することが誘因だとされています

内・外側の靭帯は手書きの図で参考にしてください(笑)
軟部組織性の前方インピンジメント症候群はその後、慢性足関節不安定症に至るとも報告されています
(Soft Tissue Impingement of the Ankle: Pathophysiology, Evaluation, and Arthroscopic Treatment)
軟部組織性の前方インピンジメント症候群を生じる場合は足関節の不安定性を呈していることが多いため、不安定性を是正するような介入が必要になってきます
足関節後方インピンジメント症候群
最後は足関節後方インピンジメント症候群についてです
足関節後方インピンジメント症候群は正確には三角骨障害と呼びます
三角骨は距骨後方突起部に存在する過剰骨のことを言います
スポーツで足関節底屈が強制され、三角骨や距骨後方突起が脛骨後縁と踵骨上縁で挟み込まれて疼痛を生じます

足関節前方インピンジメント・後方インピンジメント症候群について、おしまい
今回は足関節前方インピンジメント・後方インピンジメント症候群についてをお伝えしました
足関節について詳しくなりたい
足関節インピンジメント症候群なんて聞いたことないよ
足関節の復習をしたい
そんな方への知識還元になればと思います
もし何かあれば、問い合わせやTwitter DMからお気軽にご質問をどうぞ!
足関節前方インピンジメント・後方インピンジメント症候群についての参考文献
Soft Tissue Impingement of the Ankle: Pathophysiology, Evaluation, and Arthroscopic Treatment



















