前回は足関節前方インピンジメント・後方インピンジメント症候群について解説をしました
今回は足関節インピンジメント症候群と脂肪体の関与について解説していきたいと思います
足関節の復習をしたい
足関節について詳しくなりたい
足関節インピンジメント症候群に脂肪体がどう関係しているのか
目次
足関節インピンジメント症候群とは
まずは足関節インピンジメント症候群についておさらいをしておきましょう
こちらで詳細に書いていますが、足関節インピンジメント症候群は
- 足関節前方インピンジメント症候群
- 足関節後方インピンジメント症候群
の2種類にわけることができます
さらに足関節前方インピンジメント症候群は
- 骨性の足関節前方インピンジメント症候群
- 軟部組織の足関節前方インピンジメント症候群
にわけられます
今回は軟部組織性の足関節前方インピンジメント症候群について解説していこうと思います
足関節前方インピンジメント症候群の発生機序
足関節前方インピンジメント症候群の発生機序は、
内反捻挫や外反背屈強制によって、内・外側の靭帯が損傷・断裂を生じ、足関節の不安定性を呈することが誘因だとされています
しかし、内反捻挫や外反背屈が強制された場合でも、
足関節前方インピンジメント症候群を生じない場合もあります
その違いは何なのか?と考えた時に、純粋に、
背屈可動域制限が残存している
ということが考えられます
背屈可動域制限に関しては、足部の各関節ごとの評価方法をまとめました
そちらを参照してください
足関節の脂肪体について
過去にも足関節の脂肪体については解説をしてきました
足関節の脂肪体は三種類存在しています

- Pre-Aciles fat pad(kager’s fat pad)
- Pretalar fat pad
- Calcaneus fat pad
です
Pre-Achiles fat padは解剖学書とかによっては、kager’s fat padと記載されていることもありますね
足関節前方インピンジメント症候群に影響する脂肪体は、
- Pre-Aciles fat pad(kager’s fat pad)
- Pretalar fat pad
だと考えています
足関節脂肪体の考え方
足関節のみではないですが、脂肪体の考え方として、
うまく変形することが出来るか?
っていうことが大切だと考えています
これは、脂肪体が柔軟性に富んだ組織だからです
伸張-短縮ができない柔軟性であった場合、それは背屈可動域制限につながることが考えられます
ただ脂肪体の柔軟性はエコーを用いて評価するのが一般的だと思いますが、
特に背屈可動域が出ている(代償含め)場合に、前方が詰まる・疼痛が生じるといった場合には、Pretalar fat padの柔軟性低下を疑っています
足関節前方インピンジメント症候群と脂肪体
上述したように、背屈可動域制限に脂肪体の柔軟性が影響していることが考えられるため、
足関節前方インピンジメント症候群を呈している場合、足部周囲の柔軟性を評価する必要があると考えています
足関節前方インピンジメント症候群の発生機序が靭帯損傷から生じるため、
靭帯損傷以降の理学療法介入次第では治癒に進めていけると考えています
足関節インピンジメント症候群【脂肪体の関与】について、おしまい
今回は足関節症候群【脂肪体の関与】についてをお伝えしました
特に軟部組織性の前方インピンジメント症候群は理学療法次第では治癒することできると考えています
局所の評価をしっかりと行い、介入していきましょう!!
足関節の復習をしたい
足関節について詳しくなりたい
足関節インピンジメント症候群に脂肪体がどう関係しているのか
そんな方への知識還元になればと思います
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