どうも皆様こんにちわ
わらぴぃ(@ptblogpt)です!
今日はanterior knee pain-膝前部痛-(akps)に関して記事にしていきたいと思います。
目次
AKPSとは?
Anterior knee pain syndromeをAKPSと呼びますが、
同様な疾患にPatellofemoral pain syndrome(PFPS)があります。
個人的にはほぼ同義だと考えています。
AKPSもPFPSもともに膝蓋骨周囲にうずくような痛みを伴い、
また若年から青年期のスポーツを積極的に行っている人、女性に多いとされています。
PFPS患者における股関節外旋筋および外転筋の筋力低下や、股関節の過度な内旋と股関節の内旋が膝関節の過度な外反アライメントを誘発する
(Fukuda TY, Rossetto FM, Magalhaes E et al)
AKPSでは他関節の影響が強い!?
上述した先行研究からAKPSの治療のファーストチョイスは股関節に向けることは多くなるのではないでしょうか?
運動連鎖で考えると、
股関節:伸展外転外旋方向→膝関節:屈曲外反外旋
となりますね。
膝関節が屈曲外反外旋すれば膝関節前内側部にメカニカルストレスが増大します。
それがAKPSを誘発している可能性があります
AKPSと膝蓋下脂肪体

めっちゃ有名な文献ですけど、膝蓋下脂肪体は膝関節のなかで最も疼痛を受容してます
その為、膝蓋下脂肪体の評価は忘れてはいけません。
膝蓋下脂肪体の評価はHoffa Signというものがあります。
ググりましょうw
膝蓋下脂肪体の硬さが生まれてしまう原因ははっきりとしませんが、
膝蓋下脂肪体が痛みを拾うことははっきりとしているので、そこはしっかりと治療対象にしていくべきだと思います。
膝蓋下脂肪体が膝関節前部に痛みを出すので、
AKPSの原因として膝蓋骨アライメント不良に伴う膝蓋下脂肪体の疼痛なのではないかと考えています
AKPSの原因となりうる、IFPに関しては以下の記事でも解説をしています
参考にしてください
AKPS(PFPS)の特徴
AKPS(PFPS)の身体的特徴として、
1.足部外反(回内)増加
2.内側縦アーチの低下(扁平足)
3.股関節内転角度の増加
4.膝関節外反角度の増加
5.Qアングルの増加
6.股関節外転・外旋筋力の低下
身体運動学より引用
基本的には膝蓋骨のアライメント異常からAKPS(PFPS)が発症するのだと考えています
AKPSのアライメント異常は、
- 筋のアンバランス
- PF関節の構造学的破綻
- 靱帯損傷
が挙げられ、実際に理学療法で介入できるのは筋のアンバランスだけです
特に、内側広筋斜頭線維は膝蓋骨を内側に引っ張ってきますが、
臨床上多いのは、外側広筋の過活動により膝蓋骨が外側変位していることです
これが筋のアンバランスの一例です
単純に考えて、
- 外側広筋の抑制
- 内側広筋の賦活
ですよね
内側広筋は大内転筋に起始を持つから、内転を意識してのトレーニングが〜
とか色々言われています
またAKPSの先行研究として、
AKPS患者には内側広筋の萎縮と筋活動の低下を認める。
その結果、内側広筋と外側広筋の間で筋の不均衡が生じる。
この不均衡は運動開始前に修正する必要がある。
と述べられています
同様に、この文献では、AKPSの治療に対して以下のように論じています
まずは腫脹・疼痛管理。
次いで、内側広筋と外側広筋の不均衡の是正、姿勢制御、下肢アライメント修正、股関節周囲筋のトレーニング
が必要である、と述べています
anterior knee pain(AKPS)-膝前部痛-の解剖・運動学について、おしまい
今回はanterior knee pain(AKPS)-膝前部痛-の解剖・運動学について書いていきました
AKPSは臨床でも遭遇する症候群ですし、それとともに、
膝関節で最も疼痛を受容すると報告されている膝蓋下脂肪体については理解を深めておく必要があるとは思います
もし何かあれば、問い合わせやTwitter DMからお気軽にご質問をどうぞ!
・他関節の影響を考える
・膝蓋下脂肪体の評価を行う



















