以前にもExtension Lagに関して記事にしました
まずはそちらをご覧ください
大まかなことは上の記事で解説していますが、
そもそもExtension Lagが生じていることは問題なのでしょうか?
今回はなぜExtension Lagが問題視されているのか、について考えていきたいと思います
整形外科患者を主に担当している
膝関節が好き
extension lagについてもう少し知りたい
目次
Extension Lagとは?
まずはExtension Lagのおさらいですが、
「Extension Lagは膝関節の他動伸展可動域は保たれているが、自動運動での膝伸展可動域が他動運動時の可動域まで至らない現象(自動膝伸展不可)」を指します
僕はActive SLRで評価することが多いです
Extension LagはわりとTKA術後患者に多く認められる現象で、
Extension Lagには内側広筋がぁー、
とか、
Extension Lagには内側広筋と外側広筋の比がぁー
とか、色々言われていますが、Extension Lagをなくそうと必死になっていませんか?
Extension Lagが生じているとなにが問題なのか考えていますか?
Extension Lagが生じることで生まれる問題
膝関節のExtension Lagが生じていて問題なのは、
膝関節の安定化支持機構が作れないからですよね
安定化支持機構が作れない、ということは、
歩行中に膝折れする可能性もある、ということです
Extension Lagが生じていて膝伸展最終域での安定化支持機構が作れないということは、
もっと短絡的に考えれば、膝関節周囲筋に安定性を求め、筋疲労が生じる、
ということになります
さらに膝関節軽度屈曲位での歩行は、PF関節(膝蓋大腿関節)に対してメカニカルストレスを増大させます
PF関節の疼痛にAKPSというものがあります
AKPSについてはこちらの記事を参考にしてください
ここら辺があっての、「Extension Lagが問題です」
ならばっちりだと思います
Extension Lagは神経系の影響が大きい?
Extension Lagが生じるには様々な要因が言われていますが、
そのうちの一つに神経系の影響がある、と報告されています
こちらの文献ではCPM中に電気刺激を用いることで、対照群と比較してExtension Lagの改善に有意差を認めた、
報告しています
しかしこちらの文献では、NMESの使用有無で群間に有意差はない
と報告をしています
それよりも術後9日までに適切なエクササイズを行っていれば、
疼痛・膝伸展可動域・Extension Lagどれも有意な改善を認める、
と報告をしています
対象者によって神経系の影響があるのかないのか、
が異なること、
刺激頻度や強度、時間の違いなど結果が異なった要因はいくつもあると思います
NMESを使用する場合は、適切な頻度や強度を調べ、行うことが必要だと
改めて感じます
Extension Lag(エクステンションラグ)が生じていることは問題?についておしまい
今回はExtension Lag(エクステンションラグ)が生じていることは問題?について解説をしました
extension lag自体は現象なので、現象ではなく原因を追究していきましょう
また、慣例的になっている介入も一度疑いましょう
なぜそれが問題なのか?
そういったことを考えていく事で自分自身の引き出しが広がっていきます
こちらの記事では膝関節の屈曲に必要な機能の解説をしています
参考にしてみてください
そんな方への知識還元になればと思います
もし何かあれば、問い合わせやTwitter DMからお気軽にご質問をどうぞ!



















