今回は、Screw-Home Movement of the Tibiofemoral Joint during Normal Gait Three-Dimensional Analysisです。
スクリューホームムーブメントについての記事はこちら
目次
目的
本研究目的は、3次元動作解析装置を利用して、歩行時の脛骨大腿関節におけるスクリューホームムーブメントについて評価すること。
方法
筋骨格疾患や歩行障害の既往がない若年男性・女性各15名ずつ(合計60膝)を対象とした。

写真のようにマーカーを設置

上記のように仮想平面を2つ作成。
この2つの仮想平面における3次元膝関節運動を歩行中に測定を行った。
結果
男性及び女性の群間に統計的有意差はなし。

A:LR中に膝関節は15°屈曲するが、その間、脛骨は大腿骨に対して約6°外旋した。
B:脛骨外旋は立脚中期の間維持をされていた。
C:膝関節完全伸展する遊脚終期において、脛骨は約17°外旋をした。
緑色の線と黒色の矢印について述べています。
Discussion
著者らは、LRで膝関節が屈曲していくのに、脛骨の外旋がみられることがおかしいとしています。
彼らの定義として、膝伸展最終20°から脛骨が外旋し始めると考えており、これを逆説的なスクリューホームムーブメントと称しています。
また、この現象が生じるのは、大腿骨-脛骨での相対的な位置関係によるとしており、
LRでは、大腿骨が内旋をするため、相対的に脛骨が外旋をしていると述べています。
結論として、逆説的なスクリューホームムーブメントはLR以降のstanceの間に膝関節に安定性をもたらす重要な機構であると示唆される、としています。
歩行時における膝関節の動態はこちらからっ
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参考文献・画像:Screw-Home Movement of the Tibiofemoral Joint during Normal Gait Three-Dimensional Analysis


















