膝関節

半月板の解剖と疼痛受容・炎症について

どうも皆様こんにちわ
わらぴぃ(@ptblogpt)です!

今回は半月板について書いていきます!

え、これ知らん

っていう発見あるはずです

この記事でわかること

・半月板の解剖学

・半月板損傷について

 

 

半月板の解剖から疼痛を考えよう

さて、半月板損傷は割とよく聞くかと思います。

まずは以前の記事からおさらいです

膝関節-半月板の痛み-

半月板損傷よく聞きますよね?

臨床でも多いですよね?

でも、知ってますか?

Conscious Neurosensory Mapping of the Internal Structures of the Human Knee Without Intraarticular Anesthesia

この文献では、

「半月板はほとんど疼痛受容しない」

って報告しています。

???

どういうことでしょうか?

それを考えていきましょう。

 

変形性膝関節症の評価についてはこちら

変形性膝関節症-どう評価していく?

半月板とは

半月板の解剖・基礎知識

MM,LMともに、

半月板中央や内縁1/3は基本的に、神経や血管は存在していません。

その為、疼痛受容することはありません。

ただし、外縁1/3には、神経や血管は豊富に存在しています

また、両半月外縁は、

脛骨と隣接する関節包に冠状靭帯を介して付着しているため、

脛骨上に半月板はあります。

そのため、大腿骨が動くことによって、

半月板も同時に動かされていきます。

このときの半月板の動きかたは、

大腿骨-脛骨の関節間を埋めるように動いていきます。

半月板の機能

半月板がなんのために存在しているか?

お答えできますか?

半月板の機能は以下のとおりです

  • 関節安定性の寄与
  • 圧縮応力分散
  • 摩擦の減少
  • 関節軟骨の潤滑

大きくわけるとこの4つが挙げられます

半月板の関節安定性寄与

半月板は大腿骨と脛骨の間に存在していますが、

付着しているのは脛骨側です

脛骨の脛骨上関節面のくぼみを増大させることで、

脛骨大腿関節の安定性に寄与しています

半月板の衝撃吸収

上では圧縮応力分散と書きましたが、衝撃吸収も同義です

わかりやすいので、衝撃吸収にしておきましょう

半月板が存在することで、大腿顆部と脛骨上関節面の接触面は増大し、圧力が減少⇒衝撃吸収に関与します

半月板の摩擦軽減と関節軟骨の潤滑

半月板と滑液の、2重の潤滑膜が膝の潤滑を改善させ、摩擦係数を減少させています

 

内側半月板の解剖

では内側半月板の解剖に移りましょう

MMの特徴は、

・C型

でしょうか…?笑

MMはLMに比べてそこまで可動性を有していません。

これは、MM外縁すべてが関節包と固く結合しているから

MMは大腿四頭筋と半膜様筋と繋がっていると言われています。

また、MCLは表層・深層に分けられていますが、

このstrong class=”marker2″>深層線維がMMに付着すると報告されています。

The Anatomy of the Medial Part of the Knee

MMを診るときに僕が思うのは、

「内側ハム弱くね?」

ってこと。

内側ハムが弱く、脛骨外旋方向に動くことによって、

下腿過外旋が生じ、MMや軟部組織などに対して、

メカニカルストレスを加えているのではないか、

と、考えています。

だからと言って、内側ハムの筋トレをするのではなく、

「なぜこんなにも内側ハムが弱いのだっー!!!」

っていうのを考えます。

外側半月板の解剖

続きまして、外側半月板の解剖です

LMの特徴は、

・O型

でしょうか…?笑

MMに比べLMはよく動くとされています。

LMは外縁の一部のみが関節包に付着していますので、

よく動きます。

また、この部分の関節包表面に膝窩筋線維の一部が付着しています。

その為、膝を屈曲していく事で、LMは膝窩筋により後方に引かれていきます。

しかし、LMと膝窩筋の付着に関しての報告は一貫していません。

 

半月板-靭帯編-

半月板周囲にはいくつかの靭帯が存在しています

「うわっ、これ知らん」

っていうのあったら拡散してください…ww

膝横靭帯-transverse ligament of knee-

膝横靭帯です。

ご存知ですか?

両側半月板の前方に付着しています。

 

ACLのope見入ったときに、

「transverse ligamentの存在意義は謎」

ってDr.に言われました。笑

 

以前読んだ文献では、

半月板はtransverse ligamentを介して膝蓋下脂肪体と結合していて、

膝蓋下脂肪体の動きに伴って、半月板も動く

と、記載されていました。

 

半月靭帯-Wrisberg靭帯-

後半月大腿靭帯とも呼ばれています。

これは、LM後端からPCL後面に沿って内側顆の外側面に付着しています。

半月靭帯-Humphrey靭帯-

前半月大腿靭帯とも呼ばれています。

LM後端からPCL前面に沿って内側顆に向かっていきます。

 

この両靭帯を有している割合は46%程度、

どちらか一方を有している割合は100%と言われています。

Microvasculature of the human meniscus

 

この両者ですが、まず解剖書に記載されてないことありますw

文献をいろいろ探してみてください!

半月板損傷と痛み

半月板損傷にもいくつか種類があります。

(Treatment of meniscal tears:An evidence based approachより)

それぞれひとつずつ、損傷の病態を嚙み砕ききれてないので、あれですが、

損傷の仕方によって加わるメカニカルストレスは異なると考えています。

また、opeによる縫合でも早期荷重の有無は損傷の仕方によって異なると、

整形Dr.に話を聞いたことがあります。

膝半月板損傷の症状

半月板損傷の症状は以下の通りです

  • 運動時の膝内側(外側)の痛み
  • 関節水腫
  • 熱感
  • ロッキング
  • キャッチング

くらいですかねぇ

キャッチングの症状ある人の理学療法難しかったです…

まだまだ未熟…

 

あとは半月板損傷で思うのは、

大腿四頭筋の萎縮

ただなんで起こるのかよくわからんのですよね

半月板損傷の整形外科的テスト

半月板損傷を疑ったとき、理学所見として、整形外科的テストを行います

半月板損傷の整形外科的テストにはいくつか種類がありますが、ここでは3種類ご紹介

それぞれリンクを貼ってますので、参考にしてください

McMurray’s Testだけ深く?学んだので、ご紹介します

そんなに深くないですけど…ww

McMurray’s Test

  • 屈曲に伴い後方の半月板損傷を検査することができる
  • 深屈曲 = 半月板後節損傷
  • 軽度屈曲 = 半月板前節損傷

このように理解しています

ちなみに、外側・内側の判別は、回旋をかける方向で変わります

オリジナルでは、深屈曲位で内外旋だけで、内外反についての記載はないですよ

 

Menisucus Extrusion

ちなみに、

Extrusion

というものがあります。

これは、LMもしくはMMが外側(内側)に押し出されてしまうものです。

いろいろ調べたのですが、medial meniscus extrusionが圧倒的に多かったです。

これは、前述したWrisberg Lig.もしくはHumphrey Lig.の緩みによるもの。

ここからKOAに進行していきます。

特にKOAでは、MMが押し出されることが多く、

押し出されている程度と膝内側部痛に相関があると言われています。

 

半月板損傷の痛みと炎症

半月板が損傷することで、滑膜炎を生じる可能性があります。

組織の炎症というものは、ある程度時期が決まっています。

 

膝の痛みは筋トレで取れるのか?

スポーツ復帰の基準

 

上記2つに滑膜炎と組織の炎症について書いています。

組織の炎症は、その部位にストレスが加わらなければ、

約1か月程度で沈静していくと考えています。

 

おしまい

半月板損傷といっても、ひとつではないことを覚えておきましょう。

上述したように、半月板外縁1/3には神経・血管が豊富に存在しています。

その為、半月板損傷が外縁まで及べば、

当然、半月板性疼痛を誘発します。

 

半月板は荷重伝達をしますので、

周囲の筋トレしても、荷重線を意識しないとよくならないと思ってます

あとアライメント

 

筋トレして無痛になったらクリニック廃業ですわっ!!!

 

人気ブログランキング

読みおわったら、クリックお願いします^^


理学療法ランキング

健康と医療ランキング

 
このエントリーをはてなブックマークに追加